[社員紹介] チームルーキーズ 高専OB
チームルーキーズ高専OB vol.2
Team Rookies!
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H.Y
大分高専 情報工学科
2019年4月入社
所属 クラウド第1システム部 -
K.S
木更津高専 情報工学科
2020年4月入社
所属 クラウド第2システム部 -
M.Y
苫小牧高専 創造工学科
2021年4月入社
所属 VE第1システム部
<インタビュアー> 人事総務部
インタビュー日:2021年8月
※内容、所属および役職等はインタビュー当時のものです
THEME 01
就職活動を振り返って
-今日は高専OB・OGの皆さんにお集まりいただきました。全員、このリクルートページを熟読して入社を決めた世代ですね。
皆さんの後輩の参考になるようなお話を是非よろしくお願いします!(笑)
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一同
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よろしくお願いします!
-では早速…就職活動を振り返ってみましょう。
エム・ソフトを知ったきっかけや、興味をひいたワードについて教えて下さい。
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M.Y
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学校内での企業説明会で話を聞きました。画像処理、音声処理に当時興味があって…仮面ライダーの編集もやっているんだ、面白いなと(笑)ワクワクしながら聞いたのを覚えています。私の学校が組込みに強いということもあり、そういう分野でも当社で活躍できるかなと思いました。他には福利厚生面ですね。将来自分が子供を持った時に両立できるところがいいなと思いました。
これは入社してから感じたことですが、有休の取得のしやすさもポイントですね。実際、こんなに自由に取得できるんだ!と思いました(笑)あとはお盆休みが長くて驚きました。実家が遠方なので、帰省を考えるとありがたいです。
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H.Y
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私の場合は…見ていた求人票に偏りがあったのかもしれないのですが、事業内容で興味のあった会社の中で、完全週休2日制だったのはエム・ソフトだけでした。ちゃんとお休みが取れて、お給料も頂けて…というところが(笑)
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一同
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・・・どんな会社見てたの!?(笑)
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K.S
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私はマイナビで情報収集しました。専攻科で画像処理の研究をしていたので、「画像」で検索して。
ARというワードにも惹かれました。RayBridで紹介されていた背景加工の技術がすごいなと思って…本科で少し勉強していた時があって、難しい分野なのにこんなにきれいに切り取れるとは、高い技術力があるのだと思いました。
やりたいこと重視、事業内容で選んだのですが、今、画像処理はやっていません (笑)全く違うことに携わっているのですが、これがめちゃくちゃ面白い。段々画像処理じゃなくてもいいやと思ってきました(笑)まぁ、画像処理に関しては好きではあるので、ゆくゆく機会があれば出来たらいいなとは思いますが。
-入社後、同級生や同期とのつながりは?
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H.Y
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関東圏内で就職した友人とは連絡を取り合っています。上京当時は…実はあまり寂しさを感じることはありませんでした。というのも、新人研修でかなり頭を使ってクタクタだったので…(笑)会社の同期との交流はほどよくあり、それが私には合っていたのだと思います。
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K.S
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高専時代の友人と今でも交流があります。大学院に行った友人などと毎週連絡を取り合って、共同でゲームを作ったり…かれこれ9年の付き合いです。今は行き来が思うようにできないので、ネット通話したりしています。
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M.Y
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私は人見知りするタイプでしたが、社員寮が近いので同期と行き帰りは一緒に過ごしていました。当時はそこまで打ち解け切れてはおらず…同郷の友人とも連絡を取り合ったりしていました。研修途中から在宅勤務に切り替わり、リモートではありますが話す機会が多く設けられたことで、同期とまんべんなく仲良くなれたと思います。
-仲間は、苦労を半分に、喜びを倍にしてくれる貴重な存在ですね!
THEME 02
担当業務について
-それではここで、皆さんの今の担当業務を簡単に教えて下さい。
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H.Y
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アプリ開発をメインに、たまにWebアプリを手掛けることも。最近はAR系にも関わり始めて…今必死に勉強中です。
勉強は、基本的には自分で進めていきます。実装したいものをベースに、この機能にどんなものが必要かということを深堀りしていく。「こういうことを実現したい」と先輩に相談すると、「このサイト使えるよ」と教えてもらったり。
会社に入ってからの方が勉強しています(笑)
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K.S
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私はAWSを使用した、Webシステムのバックエンド側を担当しています。
言語はGo言語、これは配属されてから初めて勉強しました。配属後すぐ実務に入って、やりながら覚える感じです。
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M.Y
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私は小学生向け教具開発に携わっています。組込みのデバイスです。ちょっとした勉強のためのゲームなどが入っているようなものです。
言語はCで、高専でも少しやっていました。画像処理に関しても。高専で学んだのは基礎でしたので、構造体とか共用体とか…複雑なところは理解が不十分だったところもあったので、新人研修で学び直しができて良かったと思っています。
-皆さんの入社後のキーワードに「勉強」の二文字が存在感を放っていますね(笑)
高専で学んだ言語と仕事で使う言語との違いを感じることはありますか?
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H.Y
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高専では、一人で書いて一人で作り上げる。単独プレーですね。
仕事ではプロジェクトに携わるチーム全員が読みやすいプログラム、コーディング規約があるのですが、それを遵守する、あるいはそれ以上に読みやすいものを作るということが必要です。それはよりシンプルであるということですから、逆に書きやすかったりしますね。
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K.S
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C言語は高専時代に学んでいたので、基本中の基本はその知識でまかなえた感じです。Go言語はCに近い。高専で学んだものが生きています。基礎があるので知識の深堀りや調査もスムーズに行えています。
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M.Y
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実際に配属されて目にしたコード自体は慣れ親しんだものでしたが、規模が大きすぎて形が見えなかった。
全体像を見る時間がその時はあったので、じっくりにらめっこしました(笑)読もうと思えば読めなくはない。変数の意図も汲み取れるようになりました。初めて知ることも多いです。
-高専で学んだものは技術者としてのベースづくりに一役買っていますね。
先輩や上司からはどのような指導を受けていますか?
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K.S
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先輩はとても優しいです。質問したら色々と教えてくれます。私自身、質問に躊躇するタイプではないのですが…質問するのが遅くて進捗が遅れそうになったりすると、やんわり諭されることはあります。多分…だいぶ甘やかされていると思います(笑)
-H.Yさんの上司は「俺は厳しいよ!」と自分で言っていましたが…本当は…優しいの?(笑)
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H.Y
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優しいスパルタです(笑)例えば…レビューしてもらった時に、何と言うんでしょう、全て正論で返ってくる。
その内容が結構細かくて…自分の至らなさをわからせてくれる(笑)感情的ではなく、きちんと論理立てて説明して下さるので、スパルタではありますが…それがありがたいです。
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K.S
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耐えられないですね、私だったら…
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一同
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(笑)
-最初から“英語の資料を見るように”と指導されると聞いたけれど?
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H.Y
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はい。公式のリファレンス(※)を見ろと毎回言われるのですが、私の場合は公式のリファレンスを見る前に、それを説明している資料を見て、それから公式のリファレンスを見ています…(笑)
指示とは逆のことをしています(笑)読み方を学習するために…です。
(※)製品に添付される文書の一種で、対象の機能や仕様などを網羅的に解説したもの。「マニュアル」を省略して単に「リファレンス」と呼ばれる場合が多い。
-そうやって、一歩一歩進歩していくのですね。頑張れ!(笑)
今は在宅勤務ですが、チームのメンバーとのコミュニケーションはどのように取っていますか?
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M.Y
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始業と同時にプロジェクトメンバー3~5人と10分程度の朝会を行います。その中で今日の予定などを共有します。
朝と夕方に日報で進捗報告も行います。
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K.S
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私のチームも7人くらいで30分程度朝会を行っています。進捗報告、予定、わからないことなどの共有をしますね。
その後作業に入ります。上司から割り振られた作業をこなしていき、わからなければオンラインやチャットで質問します。
他には、部の試みで毎週金曜日の15時から40分程度、オンライン上で会話の機会が設けられています。参加するとブレイクアウトルームに割り振られて、親しい人、普段関わりが少ない人とも話すことになります(笑)気分転換にはなります。趣味の話をしたり…世代の近い人と話せる機会にもなっています。
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H.Y
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私のところも同じような感じですね。15時には、課内でオンライン上の雑談会が開催されます。
作業に余裕があれば参加して、お喋りしながら仕事をしたりすることも…終わりの時間は決まっていないので、終業時刻までずっとカメラオンのまま話している人もいたりします。連絡や質問がある時だけもどってきたり。
チームは11名ですが、大体常時4名くらい、メンバーが入れ替わりながら終業時刻まで続きます。
-今の時代ならではの工夫を凝らしたコミュニケーションを各チームで取っているようですね。
風通しの良い関係を築けている様子を聞けて、安心しました(笑)
THEME 03
将来の夢
-続けて皆さんの近い将来の夢、これから楽しみなことなど教えて下さい!
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K.S
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皆が楽しめる、バズるWebアプリを出してみたい!世界中にK.S駿の名前を轟かせる!
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一同
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オォ~!(拍手)
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M.Y
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プライベートでは、上京してやってみたかったこと…ヲタ活をしたいです(笑)現地でのライブやイベントに行きたいです!仕事では、人間関係を広げるいい機会になると思うので、後輩へのアドバイス、会社説明会、他社との交流など…自分で探して積極的に参加してみたいと思います。
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H.Y
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プライベートでは、私も何かを作りたいです。ゲームなど作ってみて知的好奇心を満たしてみたい。仕事面では、コロナ禍の影響でイベントがなくなってきていますよね。そのためにイベントに関するARアプリの開発案件が減ってしまっているのが寂しいです。自分が開発したものを触ってもらって、ユーザーに反応してもらう、そういう機会が早く戻ってくるといいなと思います。
-最後の質問です。どんな技術者になりたいですか?
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K.S
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その道の第一人者になりたいです。「〇〇と言ったらK.S!」と言われる技術者を目指します!
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H.Y
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WebやARアプリなど、分野の違うものを様々経験してきています。今後は、幅広いスキルを持ったエンジニアを目指したいです。新人に質問された時にマルチに答えられる、頼りになる技術者になりたいです。
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M.Y
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専門を突き詰めたいです。大きな柱として組込み、それを中心とした関連技術、あとは画像ですね。優しくて強い技術者、先輩社員になりたいです!
-是非実現してくださいね!今日はありがとうございました。
インタビューを終えて
今回のメンバーは、高専出身者だけあって技術への関心が非常に高く、その飽くなき探求心が今の職場、担当業務でも活かされているのだなと頼もしく感じました。多くの高専出身者が口にする当時の苦労…特に時間外の課題対応(レポート提出)では、文書作成、納期遵守、複数課題に対するマルチタスクをこなす能力等が身に付き、今に活かされているとのこと。今もし辛くても、必ずその経験は活かされる…ハズ!高専生の皆さん、無事卒業して、私たちと一緒に働きませんか?